O君の Z1000Mk2
 製作後8回目の車検で入庫しました。
 
 この車両も製作してから16年程経ちました。
 普段のメンテナンスは殆んど O君 本人が行っているので、車検以外の入庫も殆んど無く、本人もえらく忙しいので、古くからのお客さん達以外のお客さんたちは殆んど見た事無いのでは?という車両です。 

 車検整備に加えてチェーン、キャブ、フィルターの洗浄は毎回行います。
 エンジンオイルはず〜っとMOTUL300Vを入れていると言う事ですが、各部からの滲みが見られたので、今回は鉱物系のBEL−RAY EXL を入れさせてもらいました。
 コレで滲みが止まればイイですが、止まらなければガスケット類の交換が必要となりそうです。 ちなみにエンジン音も静かめになり、私はこちらのほうが好みですね〜

 ドレンボルトをAPE製のフラットタイプに交換してあるのですが、少し回り方が渋かったのでダイスに通しておきます。
 こういうサイズはあまり持っている方はいないでしょうね〜。
 こういうサイズもそろえちゃうから工具が増え続けてしまうんですけどね。

 ヒューズボックスを確認してみると、メイン系統のプラスチック部分が溶けていたので、ブレードタイプに交換です。
 ついでに、ハーネス類もチェックします。

 バッテリーが2年でダメになったと言う事なので、電圧を測るとアイドリング付近では低く、回すと高すぎの状態でした。
 以前は問題なかったのですが、レギュレーターが疲れてきているようです。
 ステーを製作してGR−3レギュレーターに交換。充電系はコレで問題無くなったのでバッテリーも持つようになるでしょう。
 次のバッテリーはリチウムにしようね!

 出来上がってから随分経ちますが、タイヤ交換くらいしか何かを修理したような記憶が無いんですが、今回は少し修理が必要でした。16年ですからね! でも、それ以外の部分は何も問題無しなので、1度全部直すとこういう乗り方も出来るという見本と言えるのではないでしょうか? 

 Z系でしたらどんな事でもご相談下さい。殆んど?の事は解決出来ると思いますよ!